
退職願い書式講座(入門編)
数年前までは、上司や会社の同僚や部下からしつこく退職を止められる場合があり、「すでに転職が決まっていた会社への入社が遅れてしまった」などということもありました。しかし現在では、よほどその会社にとってあなたが手放せないような重要な人物でない限りは、上司も同僚も転職の意志を認めてくれるようになってきました。
かえって、あんまりあっさりと認められてしまうのも寂しいと思うくらいでしょう。 退職を申し出た時には、会社に対しての愚痴や不満を言う必要はありません。 理由は、「自分のやりたい事がある」など、意欲を見せるようにしましょう。それがすなわち会社に対しての“不服の申し立て”となります。
また、退職の意思は上司に正式に申し出るまでは、他の社員には言わないほうが無難です。誰かに話すとそれが伝わり、上司の耳に入らないとも限りません。人から人へと伝わっていくと、思いもかけないようなデマが流れ、いつのまにか真意でない退職理由になって伝わってしまったりしますから充分気をつけてください。
【退職願いを書く場合の注意点】
@用紙筆記用具
ワープロやパソコンで書いても構わないのですが、文字数が少なく簡単な文章ですので、白い便箋に黒のボールペンか万年筆を使い、手書きで書くのが良いでしょう。
A書き出し
謙虚の気持ちを示すため、「私は」のくだりは行の一番下から書き始めます。 二行目より「この度は・・・」と本文を書き出します。
B退職理由
「一身上の都合」と書くのが一般的です。上司や人事担当者は退職理由については 興味はありませんので、詳しい事情や理由は口頭で上司に伝えればOKです。
C文章の締め
「退職願い」を提出する日付を必ず記入します。 宛名は必ず、「○○株式会社 代表取締役社長 ○○殿」など、その会社の社長に 宛てた宛名で提出します。敬称も「様」ではなく「殿」を使用します。
「退職願い」文章の例・・・(縦書きにして書いて下さい)
退 職 願
私は、 この度一身上の都合により、誠に勝手ながら、平成○年○月○日をもって退社いたしたく、ここにお願い申し上げます。
平成○年○月○日
○○部○○課 ○○○○ (印)
○○○株式会社
代表取締役 ○○ ○○ 殿
