
転職理由のいろいろ(転職理由例)
転職を考えている人にとってその理由というのは、人それぞれでしょう。 具体的な理由は様々でしょうが、やはりその根底には“今の現状を変えたい”という思いがあると思います。いくつかの転職しようとする人のパターンと転職に際してのアドバイスを紹介してみましょう。もしあなたがこれらの例と当てはまるなら、あるいは共通部分が少しでもあるなら参考にしてみてはいかがでしょうか。
パターン@
今の職種は自分に合っているが、違う形で続けたい・・・今の仕事内容は好きで続けていきたいが、もっと別の形であればさらに自分の能力を発揮できるかもしれないと考える人もおられるでしょう。
そういう場合、職種を変える必要はありませんから、まず考えることは仕事内容について具体的に希望を絞っていくことから始めるといいです。 例えば営業職の場合なら、何を取り扱いたいか、そしてどういう営業方法がいいかを考えます。
もしこれまで教材や化粧品といった個人向けの商品を扱ってきたが、これからは企業向けのシステムや機材などといった大規模な商品を扱ってみたいといった感じに絞ってみます。具体的な商品名などが想定できない場合は、個人向けの商品、企業向けの商品といった具合におおまかで構わないので、希望を出してみましょう。
次に、営業方法も大事な要素でしょう。 数多くアプローチでき、努力次第では大きく利益を上げられる飛び込み型の営業がいいのか、アプローチできる顧客は決まっているが、着実に利益を上げられるルート営業がいいのかなど、自分に向いている営業方法を想定してみましょう。大まかな希望が想定できたら、営業職種、職場環境、応募先企業など具体的に絞り込んでいくことになります。
パターンA
やりたいことがあるけれど、今の会社では実現できない・・・今就いている業界には特に不満はなく、これまでやってきた職種もそれなりにやりがいがあったが他の職種にも興味があるという人の場合はどう考えていけばいいのでしょう。
例えばサービス業に従事しており、これまでは販売をやっていて、その中でお店のディスプレイや広告などといった業務もこなすうちに広報の仕事に興味を持ち、その仕事にどうしてもつきたいという場合、何から考えていけばいいのでしょうか。
同じ業界でも別の職種に応募するとなると一応未経験者となるわけですが、経験者優遇と書かれているからといってあきらめることはありません。 とはいってもこれまでの業務経験をそのまま別の職種に結びつけることにも無理があります。
そこで自己PRが大事になってきます。 まず自分のこれまでのスキルを全てチェックすることから始めましょう。 先の例でいえば、お店のディスプレイや広告の考案を通して広告企画力が養われているわけですが、このスキルは自分が希望する広報の仕事には必要なものです。
その企画力でお店の売上がどれくらい伸びたのかなどを数字で示すことができればアピールの材料になるでしょう。 また、店長などマネジメント能力を要するポストにいたなら、マネジメント能力も養われています。この能力はどの企業でも評価されますから、これまで何人のスタッフをどれくらいの期間、どのように統率してきたかをまとめてみましょう。
自己PRをまとめてみて、その職種へのつきたいという気持ちが一層強くなったなら、どんな仕事がしたいのかもう一度具体的に考えてみてください。 そして本当に今と同じ業界でいいのか、他の業種にも自分の希望する仕事があるかもしれないのではないか、などよく考えてみましょう。できれば他の業界や職種についても研究してみるといいでしょう。 それから応募企業を絞り込んでいくといいです。
パターンB
今までのスキルは生かしたいが、転職先が決められない・・・会社の中での自分の現状、地位に満足していない。でも具体的に就きたい職種、業種が分からない人もいるかもしれません。
例えば、一般事務の仕事に就いているが、周りは年長者ばかりで雑用仕事は全て自分が引き受けなけなければならない。 このままずっと一番下のままでこき使われていくような気がして不満に思っているが、これからどうすれば満足できる環境を実現できるのかわからない。
また、仕事を変わるにしても事務を通して身につけたPCのスキルは今後も生かしたい。 このような場合、まず現状の不満の原因や理由、問題点を突き止め、解消するにはどのような方法をとればよいのか考えてみてはいかがでしょうか。 そこで現状の不満を職場環境、その他の不満などといった具合に項目別に考えてみるようにします。
先の例でいえば、職場環境への不満が大きいようです。 繰り返しの仕事や押し付けられる雑用が嫌なら、幅広い業務を任せてもらえる環境がいいとか、1人で全て抱え込むのが嫌なら、チームでの分業体制が整っている環境がいいといった風に、不満に思っていることが具体的にわかっていれば希望や解決策もおのずと見えてくるでしょう。
職場環境以外の不満もないか考えてみます。 例えば、本当に事務職でいいのか。 PCのスキルを活かしたいなら、他に新しく覚えたいソフトはあるのかどうかなどです。 不満に思うこと、希望する環境などが見えてきたら、様々な業界、職種について広く研究することも大切になってきます。
PCのスキルを活かしたいということよりもまず、自分が面白そう、就いてみたい業種、職種を見つけることのほうが先決でしょう。 職場環境というのは募集要項などだけでは判断できない一番難しいものですから、まずは自分の興味の矛先だけでも見つけておかないと転職しても同じ結果になりかねないのです。
